革新懇紹介

「国民が主人公」の新しい日本めざして
〈1〉政治革新の目標で、思想や信条の違いをこえて共同
 全国革新懇は1981年5月26日に誕生しました。
 1980年のはじめ、いわゆる「社公合意」で社会党は日米安保条約・自衛隊容認、日本共産党排除の政権構想を結んで革新に背を向けました。
 こうした政党の動向に左右されない、政治革新の目標で思想・信条の違いをこえて力をあわせる統一戦線運動が決定的に重要になりました。全国革新懇はそのことを先見的に見抜いた多くの団体・個人が、政党として革新の立場を堅持する日本共産党とともに生みだした組織です。

〈2〉無党派、保守の人が大勢参加
 全国革新懇は誕生以来、平和・民主主義・生活向上の3つの共同目標(下記)にもとづく政治革新と、その国民多数派の形成をめざしています(写真は全国革新懇31回総会=12年7月16日)。国民みずからが政治革新の目標でたちあがり、共同の力で政治を動かすという運動方向が、日本政治や国民の現状に基本的に合致していたことは、その後の革新懇運動の前進にもはっきり裏づけられています。
 長年、革新統一をめざして力を尽くしてきた元社会党員や労働組合幹部が革新懇運動に参加して有力な一翼を担うとともに、現状打開を願う革新的無党派の大勢の人びと、さらには自民党政治の基盤の崩れと結びついて保守的無党派の人びとも各地で革新懇に参加しています。「政治を変えたい」すべての人びとのよりどころ、その願いを実現する組織としていっても過言ではありません。
 構成員は現在450万人を数えるとともに、すべての都道府県と地域636、職場152、青年12に組織(合計800)を擁し、草の根から政治革新運動を発展させる重要な存在へと前進しています。
 

草の根からの運動、各界との共同を広げる
 <1>国政の焦点と結ぶシンポジウム、政治変える力示すつどい
 国政革新をめざす全国革新懇は、国政の焦点と結ぶシンポジウムやつどいを数多く開いています。
 沖縄・基地、安保、憲法、コメと農業、首都機能移転など国政の中心課題等をとりあげたシンポジウムは、問題の核心を解明するとともに、国民の立場にたつ新しい政治の流れを促進するうえで重要な役割を果たしています。なかでも沖縄の海上基地建設問題をテーマとする1997年の名護シンポジウムは、海兵隊の同基地建設が台湾や朝鮮半島への侵略的な企図をもっていることを明らかにし、直後の市民投票で基地反対派が勝利することに貢献しました。
 また、香川革新懇と全国革新懇は2008年9月13日、丸亀市で「講演と音楽のつどい」を開催。「次から次へと知らない人がつめかけました」(白川敏行県革新懇事務局長)と、会場いっぱいの1000人が参加しました(写真)。
 作家の澤地久枝さんが講演で医療や労働法制の改悪などにふれて、「国民の人生を脅かしている責任は自民党政治に」と指摘。「私たち一人ひとりの力は小さくても、政治を動かす人たちより大多数。政治を変えるのはあなたであり、私です」と訴えました。

 <2>医療、まちづくり、教育問題、サービス残業問題などにとりくむ
 都道府県・地域・職場革新懇の活動の最大の特徴は、住民や労働者の切実な要求にねざす多様な活動をすすめていることです。その発展の可能性は無限大です。(写真は佐賀県革新懇の医療問題シンポジウム=08年9月13日、佐賀市)
 悪政の縮図というべき地域や職場には無数の要求、不満が渦巻いています。それらの要求等と正面から切り結ぶ活動は、3つの共同目標にもとづき、どんな課題でもとりあげて、国の政治を変える3目標に照らして考える地域革新懇・職場革新懇ならではのとりくみです。
 たとえば、医療や介護保険を含む社会保障の問題、食の安全と日本農業の再生(写真は徳島県革新懇のシンポジウム=08年9月13日)、商店街の振興や住み良い環境をめざすまちづくり、いじめや不登校などの教育問題、あるいは職場の直面するサービス残業や労働災害、安全問題などを、シンポジウム、学習会、講演会でとりあげ、その民主的打開を探求しています。
 これらの行事には商工会議所、商店会、農協、自治会、PTA、老人クラブの各役員、行政担当者、革新・保守・無所属の地方議員、職場の管理職・企業家等、多彩なメンバーが参加し、草の根から共同の輪を広げています。

 <3>ひとことメッセージやアピール運動
 国民的多数派をめざす全国革新懇は、政治革新の3目標にもとづき、幅広い共同を発展させています。
 各界著名人によるひとことメッセージやアピール運動は、小選挙区制、消費税、諫早湾干拓、ガイドライン法(戦争法)、「神の国」発言、有事法制、イラク戦争、憲法改悪問題など、ときどきの悪政や国政の焦点をとりあげ、革新・民主の世論を喚起しています。
 また、「全国革新懇ニュース」のインタビュー活動は、各界の著名人が、3目標はじめ薬害エイズ問題、バリア(障害物)フリー問題、ボランティア活動、スポーツ・音楽文化などの幅広いテーマで、よりよい日本、「豊かさ」などについて縦横無尽に語り、国民の良心を総結集する革新懇運動の値打ちを浮き彫りにしています。

「歴史的転機」の情勢で求められる革新懇運動の飛躍
 自民党政治は「結党以来最大の危機」(08年1月、同党大会)と認めざるをえないように、あらゆる分野で立ちゆかなくなっています。民主党も海外派兵の恒久法や消費税率の引き上げをくわだて、平和や国民の利益に背を向けています。
 「新しい政治」の受け皿は、大企業中心、アメリカ追従の自民党政治を国民的共同の力でただす革新懇運動にあります。
 国民の声で政治が動くいま、多くの運動と連帯して革新懇運動を飛躍させましょう。

三つの共同目標
1.日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざします。
2.日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします。
3.日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします。


    

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